実績紹介2020.09.11
ステンレス製缶加工とは?板金加工、製缶板金との違いもご紹介!

弊社では、主に「ステンレス製缶加工」を行っております。

「ステンレス製缶加工」とは、文字通り「ステンレスを製缶加工すること」です。

ステンレスはまだしも、「製缶加工」は金属加工業に携わっていないと、なじみの薄い言葉かもしれません。
順を追って詳しく説明いたしますので、少しでも知識を深めていただければ幸いです。

 

ステンレスとは?

まずは、ステンレスについて説明します。

ステンレスは英語で「Stainless (ステンレス)」と書きます。
「Stain(錆)」と「Less(少ない)」を組み合わせた言葉で、直訳すれば「錆が少ない」となります。

その名の通り、ステンレスは錆びにくい金属です。

ステンレスは単結晶の金属ではなく、鉄(Fe)にクロム(Cr)やニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)などの金属を入れて造った合金鋼です。
錆びにくいこと以外に、「意匠性が高い」「耐熱性と耐低温特性に優れる」「強度が高い」という特徴もあります。

また、ステンレスは成分によって200種類以上あり、用途や目的に応じて使い分けられています。

ステンレス

ステンレス

 

製缶加工とは?

続いて、製缶加工について説明します。

製缶加工とは、金属(ステンレス製缶加工の場合はステンレス)の板やパイプなどを切断、曲げ、溶接、組立などして、タンク、フレーム、あるいは機械装置などを作り出す加工のことです。

製缶加工は、設計図面にしたがって、下記のような工程で行われます。

 

切断加工

切断加工は、文字通り材料を切断する工程です。
主にレーザー加工機やシャーリングという機械、あるいはディスクグラインダーという電動工具を使用します。

シャーリング

シャーリング

 

抜き加工

抜き加工は、材料を抜き型の型に合わせて打ち抜く工程です。
主にタレパン(タレットパンチプレス)という機械を使用します。

 

穴あけ・タップ加工

穴あけ加工は、材料に穴をあける工程です。
タップ加工はあけた穴にねじが入るように、めねじ(ねじが入る筋)を切る工程です。
ボール盤という機械や、電動ドリルなどを使用します。

ボール盤

ボール盤

 

曲げ加工(プレス加工・ロール加工)

曲げ加工は、材料を曲げる工程です。
主にプレスブレーキという機械を使用します。

ロール加工は、材料を筒状に丸める工程です。
3本ロール、4本ロールなどのロール機を使用します。

 

溶接

溶接は、二つ以上の材料を溶かして接合させる工程です。
溶接機を使用します。

溶接には、アーク溶接、TIG溶接、半自動溶接、レーザー溶接などいくつか種類があり、材料の種類や厚さ、製品の形状などによって使い分けられています。

TIG溶接

TIG溶接

 

研磨

研磨は、材料や部品の表面を磨き、溶接の跡を目立たなくしたり、表面に光沢を出したりする工程です。
ステンレスでは、表面に細い縦線を入れる、ヘアラインという研磨もあります。

 

製缶加工と板金加工の違い

製缶加工と同じような意味で使われる言葉が板金加工です。
どちらも、金属を加工するという意味では同じです。

違いについては諸説あります。

製缶加工は厚い板を加工し、板金加工は薄い板を加工する。
製缶加工は板金加工より、複雑な形状のものを製造する。
製缶加工はアーク溶接やTIG溶接、半自動溶接で材料を接合するが、板金加工はスポット溶接やはぜ加工で材料を接合する。

色々とネットで調べたり、社内の詳しい人間に聞いたりしましたが、明確な違いはなさそうです。

当社は自社を製缶加工の会社だと思っておりますが、板金加工の会社だと思っていただいても、差し支えありません。

 

製缶加工と製缶板金の違い

また、製缶板金という言葉もあります。
こちらも色々と調べてみましたが、製缶加工と同じ意味で使われているようです。

製缶板金 = 製缶加工 と思っていただいて問題ないでしょう。

 

製缶加工による製品例

最後に、当社が製缶加工で製作した製品例をご紹介します。

 

上記製品例のように、当社ではステンレスの製缶加工を行っております。

お見積りのご依頼、各種お問い合わせ等ございましたら、お問い合わせフォーム、または048-227-0280 ㈱フロインテック 営業担当まで、どうぞお気軽にご連絡ください。